Egypt and Turkey - エジプト・トルコ旅行 2006 (59 images)

アフリカ大陸初上陸で、エジプトはカイロCairoにやってきました。(2006年7月)
ピラミッドは大きい。カフラー王のピラミッドの中にも入りましたが、それほど面白くないです。
ただし、クフ王のピラミッド内部は入場制限もある人気で、その分、かなり楽しめるらしいです。
せっかく来たので、必ず一度は入る価値がありそう。ともかく、この日は非常に暑かった。
売り子さんは、アラブ風の布の帽子や、絵葉書10枚が1ドルと安い。暑いので帽子買えば良かった。
ギザGizaのピラミッドについては、期待するような砂漠の真ん中ではなくて、都市のスグ近くにあります。
丘のふもとにはゴルフコースがあるくらい。カイロの市内は緑も豊富です。ナイルの賜物ですね。
ピラミッドは丘の上にあって、ギザ市内からもよく見えます。ピラミッドが身近にある生活。
スフィンクスは、やはり KFC を見ています。

カイロ(ギザ)で宿泊したのは、ピラミッドにも近い郊外型のリゾートホテルThe OASIS Hotel
ナツメヤシ(デーツ)がたわわに実っていた。ナイル川クルーズは涼しくて良かった。

イスタンブールİstanbulへ移動しました。カイロとは違うヨーロッパに近い町並みです。
ローマ時代やオスマン帝国時代の城壁などの遺跡が市内各所に転がっています。
グランドバザールへ行くと、世界各国の言葉が飛び交っています。
韓国人かと思われることが多い。日本人ももっと旅行しないといけないですね。
トラム(路面電車)は切符代わりのコインを買って自動改札に投入します。
車両は新しく、電光掲示板で英語の駅名表示もあって分かりやすいです。
エジプシャンバザールが楽しかった。こちらのピスタチオは小粒ですが美味しい。

ガラタ橋から眺める金角湾Golden Hornに沈む夕陽は最高に美しい!
塩野七生『コンスタンティノープルの陥落』に読んだ風景が目の前に広がって感動しました。
左の写真(ガラタ塔)の下には、 ロンドンを次いで世界で2番目に古い地下鉄 Tünel が走っています。

ダーダルネス海峡を渡って、アジア大陸へ。 一面のひまわり畑が広がります。
トルコの大地は豊かです。不思議に思ったら、地下水が豊富とのこと。
トマト・きゅうりなど、野菜が新鮮でとても美味しいです。オリーブも良いです。
トロイTroyの遺跡では、お約束で木馬に乗ってきました。

アイワルクAyvalıkでは、 エーゲ海のビーチを楽しみました。
ビーチもきれいで、水の透明度も高い。また、7月なのにとても冷たかった。
海の向こうにギリシャが見える、かと思ったら、これはまだトルコ領の島だと思う。

今回の旅行で一番感動したのがエフェスEfes(ギリシャ語でエフェソスEphesus)の遺跡。
クレオパトラも歩いたと言う道を進みます。当時は海に面していたとか。
ローマ時代の建物に使われた石が、まだまだ修復されずに本当に転がっています。
トルコは、このような遺跡が国中に多すぎて、整備が追いついていないようです。

パムッカレPamukkaleの石灰棚へ。自分達もホテルの温泉(水着着用)を楽しんだ後に知ったのですが、
このようにホテル用に温泉を回すため、石灰棚に流れる湯量がかなり減ってしまったとか。
その影響か、一面真っ白!ではなくてところどころ黒ずんだり、草が生えてくる始末。
観光開発も重要ですが、温泉はかけ流しでなくていいから、石灰棚を守って欲しい…。
コンヤKonyaの町では、本場のドンドルマ(1トルコリラ≒90円)を頂きました。写真はピスタチオ味。
カイマクルでは軽石の地層に洞窟を掘った地下都市へ。

カッパドキアCappadocia(トルコ語の綴りはKapadokya)は一体が奇石だらけ。
とはいえ、全てが同じではなくて、地域によって色や形状がだいぶ違います。

トュズTuz湖は、地平線まで一面の塩が続きます。(湖なので水平線?それとも塩平線か?)
足元を少し掘って、塩を舐めてみました。しょっぱい。塩は掘り放題だ。
アンカラエキスプレス の寝台夜行でイスタンブールへ戻りました。
トプカプ宮殿では、巨大サファイヤのついた短剣、スプーン屋のダイヤモンドを見ました。(写真撮影禁止)
オベリスクは、エジプトから運ばれたもの。もう1本はパリにあるらしい。見たかも?

エジプトに戻って、アレキサンドリアAlexandriaへ。ポンペイの柱の巨大さ(一枚岩!)に驚く。
ピラミッドもそうだけど、ぜったい、宇宙人か未来人が作り方を教えたに違いありません。
カイロ~アレキサンドリア間の特急はドア・トイレ・外装どれも非常に古く、ガタついてます。
一等車なので椅子は快適。運賃も片道3時間で30エジプトボンド(≒600円)と安い。
ギザで乗った流しのタクシーは2kmくらい走って5ボンド(≒100円)でありがたい。
クーラーはないけど、窓を開ければ心地良いです。英語も少し通じた。
往復ともエジプト航空の直行便を利用しました。ホルス神のおかげで無事に帰ってこれました。

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