というわけで、
アクセスカウンタのCGIをβ公開します。 作ったのはずっと前なんですけど、その後も改変しつつずっと使えています。 SunOS 4.x、SunOS 5.x、NetBSD/pc98 1.2、Linuxでの動作は確認してあります。
ただし、このURLは暫定的なものなので、 後で突然変わったとしても僕は関知しません。;-)
- counter.cgi セット Ver.1.0β1
http://www2.kawa.net/works/counter/counter.tar.gz (7KB)
これってどんなのなのさ?
ひとつのアクセスカウンタCGIで複数のアクセスカウンタを表示することが できるスクリプトです。また数字のグラフィックも各カウンタ毎に選べる のが特徴です。(僕が必要ないので、それ以上の機能はありません :-)
counter.cgi 本体はPerlで記述してありますが、 PerlはGIFファイルの取り扱いには向いていないので、 上記セットとは別に、GIFファイル合成を行う外部Cプログラム fly が必要です。各UNIX用の 実行形式ファイルのダウンロード もできるので、コンパイルいらずで簡単です。
なお、 counter.cgi のスクリプトは、 Matt Wrightの Counter Script Version 1.1.1(96/1/11版)を Bob StewartがDIGIWEB用にmodifyしたもの(96/3/28版)を元に、 かわさき@千葉大作成しました。 たぶん、 Mattのところ にはもっと新しいバージョンが出ていると思います。 素晴らしいソフトウェアを作成された両名に感謝します。
どうやれば使えるんじゃ?
counter.tar.gzをダウンロードしてきたら、
unix% gunzip < counter.tar.gz | tar xvpf -とやって解凍してください。 counter ディレクトリが出来ます。 Mac好きなあなたはStuffIt Expander TMで解凍してもいいっす。 僕もドラッグ&ドロップ解凍は好きです。とはいえ、もちろんMac上では 使えないんですけどね。;-)
あと、 flyもダウンロードして、解凍(バイナリ配布がなければコンパイルも) して、 counter ディレクトリ内に置いてください。
unix% ls -l -rw----rw- 1 username group 0 Apr 12 13:29 access_log -rwx---r-x 1 username group 6663 Apr 12 13:38 counter.cgi -rw----r-- 1 username group 418 Apr 12 13:29 default.conf -rw----rw- 1 username group 2 Apr 12 13:41 default.count -rw----rw- 1 username group 0 Apr 12 12:58 error_log -rwx---r-x 1 username group 119563 Apr 12 12:56 fly drwx---r-x 2 username group 512 Apr 12 12:58 simpleflyのサイズやパーミションが違ってるかもしれませんが、だいたい ↑のようなパーミションにしておけばまず問題ありません。 (otherのパーミションが↑と違ったら修正してください)
これでとりあえず動くようになりました。↓みたいに実行すれば画像が でてきます。(出てこなかったら?・・・知らん)
http://www.students.chiba-u.ac.jp/~qkawa/97/cgi-bin/counter.cgi
アクセスカウンタはいくつ作れるん?
counter.cgi は1つのスクリプトでいくつでもアクセスカウンタを持てます。 何も指定しなかったときは default.count というカウンタファイ ルを使っているのですが、
http://www.students.chiba-u.ac.jp/~qkawa/97/cgi-bin/counter.cgi?hoge のようにURLのおケツに「?hoge」とつけると hoge.count というカウンタファイルにアクセスするようになります。カウンタファイルは、 ????.count というファイル名でディスク容量の許す限り作成で きます。もちろん、default.count と同じパーミションにすること をお忘れなく。
別の数字グラフィックを使いたいのよ。
counter.cgi はデフォルトでは伝統的に simple という名前のグラフィックを 使用します。 数字のGIFファイルは counter/simple/0.gif 〜 9.gif においてあります。 それらのファイルを置き換えちゃっても 別の数字グラフィックを使えますけど、せっかく複数のグラフィックに 対応してるんだからそんなことはしないでね。 :-)
まずcounterディレクトリ内に別の名前のディレクトリを作り、同様に 0.gif 〜 9.gif の数字グラフィックを置いてください。 ここで例えば default.count に対応する設定ファイル default.conf は## カウンタグラフィック名(ディレクトリ名) digits: simple ## 数字一字のサイズ width: 15 height: 20 ## ログファイルのデフォルト設定。ログを使用する場合はコメントを外す。 # access_log: access_log # error_log: error_log ## REFERERが正しくない場合に表示する画像のURL。(http://〜/〜.gif) # bad_referer:となっているので、適当に変えてやれば default.count の出力も 変わります。 default.count以外の場合についても同様です。 なお、同じ設定を counter.cgi のスクリプトの冒頭を直接書き換えても 実現できます。また、hoge.conf ファイルがない場合はその counter.cgi 内で指定したデフォルト値が使われます。 (そのデフォルトはdefault.confに同じ)
友達にコピってあげてもいい?
個人to個人でコピってあげるのはかまいません。ただし、どんなバグがある か分からないので、パブリックな場所に置いて再配布するのは禁止します。
また、 counter.cgi は動作保証しません。もしかしたらあなたのホームページ をエッチな画像で覆い尽くすウイルスが混入している可能性も、ないわけでは ありません。くれぐれも各自の責任で使用してください。
それはともかく、できればご利用の際にはひとつ メール でお知らせいただけると、作者としては嬉しいです。:-)
もう疲れた
もう書くのに疲れたので、ここら辺でやめておきます。分かりにくい点があれば メールしてください。そんときにはこのページも拡張します。 (^-^;
(97.4.12 筆)